菊之丞ノリノリ、一之輔しっかり、はん治は聴いたことのない噺で楽しかった浅草
はん治目当てで浅草に行ってきた。
正楽寄席カルタを買ってみた #rak ugo posted by (C)torisan
林家正楽の『寄席かるた』を求めたところ「ラスイチだ」とのこと。持ってうろうろしていると楽屋入りする林家正楽。「買いました~」と見せると「ありがとうございます!」とお返事いただけた(笑)。
また目当てだった柳家はん治ともたまたま出会って、挨拶ができたのでとてもラッキー(^^)。
- 柳家さん坊 「真田小僧」
- 春風亭ぽっぽ 「みそ豆」
- 柳亭こみち 「新聞記事」
- 古今亭菊志ん 「牛ほめ」
- 柳亭燕路 「トンビの夫婦」
- 柳家さん吉
- 柳家一九 「寄合酒」
- 柳家さん喬「長短」
- 柳家喜多八 「短命」
- 三遊亭圓丈 「金明竹」
- 古今亭志ん橋 「居酒屋」
- 入船亭扇遊 「夢の逢瀬」
- 古今亭菊之丞 「幇間腹」
- 柳亭小燕枝 「夏どろ」
- 鈴々舎馬風
- 柳家はん治 「君よモーツァルトを聴け」
この後夜の部。柳家はん治の出待ちをしようかとも考えたけど(笑)、春風亭一之輔が聴きたくて客席にいた。聞いたのは春風亭朝呂久「手紙無筆」、春風亭一之輔「鮑のし」、橘家文左衛門「道灌」まで。
「君よモーツァルトを聴け」ってのはもちろん新作で、初めて聴いた。「ぼやき居酒屋」かなと思っていたので、聴いていない噺が出てきたのは嬉しい。前回池袋でご挨拶させて頂いたときは「トリのときでもネタは同じですよ」なんておっしゃってたんだけど。贅沢言うなら、氏の古典をもっと聴いてみたいなあ。
強く印象に残ったのは菊之丞。落語暦半年ほどで言うことじゃないけど、最近また格段に良くなってる気がする。記念独演会に向けてノリノリ? ちなみに記念独演会も行く予定(チケット入手済み)。
あと夜の部の一之輔はやはり面白い。演じたのは「鮑熨斗」の短縮バージョン。噺を切り上げた瞬間、もっと聴きたい自分が「えっ!?」と声をあげていた。
P.S. 「育ちが良すぎて病弱だ」をマクラにしている喜多八は、自転車で来て自転車で帰っていったぞ(笑)。
浅草江戸料理屋に出ている噺家提灯 posted by (C)torisan