久しぶりに末広亭にいってきた。昼席には菊之丞、夜席には志ん輔そして八ゑ馬が出る。
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送信者 11/12/09 |
ちなみに埼玉方面では初雪が観測されたという本日。開場の暖房にはすごく苦労していた様子。ひと高座終わるたびに温度調整するものの、全体的にはやや高め調整。寒さ対策をしていったぼくはまるで風呂場にいるかのようなぽかぽか状態。温かさで落ちてしまう人も多かった。
■ 昼席
- 金原亭 駒松 「穴子でから抜け」
- 桂才紫 「狸札」
- 春風亭ぴっかり 「転失気」
- 古今亭志ん丸 「堀の内」
- 柳家喬之助 「真田小僧」
- 古今亭菊之丞 「替り目」
- 古今亭志ん彌 「お花半七」
- 室井琴調 「赤垣源蔵 徳利の別れ」
- 入船亭扇治 「長短」
- 仲入り
- 林家しん平 「後生鰻」
- 金原亭馬の助 「手紙無筆」
- 金原亭馬生 「米揚げ笊」
- 金原亭駒三 「持参金」
いつも気になる話を聴かせてくれる林家しん平。今日の「後生うなぎ」がこれまでで一番気に入った。昼トリの駒三が聴かせてくれたのは「持参金」。初めて聴いた。落語にしちゃあずいぶんと生臭い話で、なかなか笑いにくくはあるな。
■ 夜席(途中まで)
八ゑ馬の「手水廻し」は2度目かな。「バーいれる」「ガーまぜる」という関西弁擬態語を投入していて、関西で青春時代を過ごしたぼくには、レベルが上がって感じた。手水を調理してしまうばかばかしさにスピード感と迫力が出たと思う。
前座・なな子の「寿限無」は喧嘩シーンなし。学校に誘いにくるシーンがないのは聴いたことがあったけど、喧嘩シーンがないのは初めて聴いたかな。
歌太郎の「牛ほめ」は面白かった。ただ最後に「屁の用心」ではなく「火の用心」と言ったように聞こえたな。単なる間違いか、それともそういうバージョンがあるのか。はたまたこちらの聞き間違いか。