「玄孫」は「ゲンソン」?
「玄孫」は、普通に発音すれば「やしゃご」でしょ。テレビで「ゲンマゴ」と言っている人を見て、驚いて辞書をみた。
テレビで「玄孫」を「げんまご」と読んでいたので驚いて辞書を見た。「げんまご」はないみたい。でも「げんそん」と読むのはアリらしい。
— maeda, h (@torisan3500) 2022年2月11日
どうやら「ゲンマゴ」という読み方はないらしいよ。
やしゃ‐ご【玄=孫】
《「やしわご」の音変化》孫の孫。ひまごの子。げんそん。
上は『大辞泉』。
「ゲンマゴ」はないけど、でも「ゲンソン」とは読むらしいね。「ゲンソン」って言葉、聞いたことも使ったこともないな。辞書にもあるの? と思って引いてみたけど、あるね。日本国語大辞典をみておくか。
げん‐そん 【玄孫】
(1)自分から四等親にあたる直系卑族。孫の孫。曾孫の子。やしゃご。
(2)子孫。末孫。後裔。
ほえ〜。「ゲンマゴ」はなしだけど、「ゲンソン」はあるんだね。
また、さらりと流したけど「やしゃご」は「やしわご」が正式だと、いろんな辞書にあるよ。
たとえば日本国語大辞典で「やしゃご」を見るとこんな感じ。
やしゃ‐ご 【玄孫】
「やしわご(玄孫)」の変化した語。
なんと空項目で語釈なし^^。
ふ〜む。テレビで「玄孫」を「ゲンマゴ」と読んだ人と、「ヤシャゴ」が標準と思っていたぼく。まあ「引き分け」ってことでいいかな^^。
でもさあ。「やしゃご」以外の読みを聞いたことのある人は少ないと思うんだけどなあ…
ところでこの記事。もうひとつの方のブログだったかなあ^^? いまさらだから良いことにするよ(^^)。