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突然ですがこちらに移転しました。

本棚から本が減る幸せ(iPad自炊生活)

昨日も書いたようにScanSnap S1500というものを買ってきて「自炊」生活に入った。

今日計測してみたところによると、カッターナイフを利用しつつ新書1冊を「自炊」するのにかかる時間は最初から最後までで10分間ほど。これはぼくの自転車パンク修理の時間よりちょっと長いくらい。本人的には完全に満足できる時間だ。

もちろん断裁機があればこの時間はさらに短縮できる。ただ「カッターナイフでも10分」ってのは、コストパフォーマンス的にはちょっと断裁機の購入を躊躇ってしまうところかな。断裁機が1万5千円程度なら即買ってくるところなんだけど。

下の図は今日、暇な時間に「自炊」した結果、並ぶ本もちょっと増えてきたi文庫HDの本棚。

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内緒の本(?)も「本棚2」に入れているので、実際はもうちょっと多い。

ちなみに『ネットワーク社会』というのは、ニフティサーブを利用するコミュニティ社会について論じた本。94年くらいの本かな。書棚に埋れていたのを「自炊」。

有名な『音楽の基礎』も、これまでに何度読んだかわからない本だけど、このところ目にしなくなってた(どこかに埋もれてしまっていた)。なのでこれも発掘「自炊」。

『英国パブリック・スクール物語』ってのはラグビーやサッカー、英国の教育システムに興味を持つ人なら必携の本で、これも90年代に購入して何度も読んだ本。傍線やら書き込みがたくさんあった^^。

また岩波ジュニア新書の『元素の小事典』も好著。ただずっとまとめて読書するというよりも、ちょこちょこつまみ食いするのに良い本かなと思ってる。これも「自炊」しておくことで埋没を防ぐことができる。

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他にも元素を扱った本はなぜかたくさん埋れていて、徐々に「自炊」していく予定。

考えてみたんだけど。これまで自分の本棚から「本が減っていく」状況ってのは想像できなかった。もちろん一時的な興味で購入した本をまとめてブックオフに売り払ったことはある。しばって捨てたこともある。それでも「残しておきたい」本が溜まる速度の方がはるかにはやかった。

だけど「自炊生活」に入ると、残しておきたい本を効率的に残しつつ、かつ本棚を軽くできるんだな。なんだかこれは「革命」的なできごとで自分の状況がうまく把握できなかったりもしてる^^。

尚、PDFファイルの共有はDropboxではなくてiTunesを使うようになりました。数十メガバイトのファイルでも一瞬で同期できて非常に快適。いろんなサイトを参考にしたんだけど、Googleってみるとよくわかんなくなっちゃったので、必要な方は検索してみてください^^。