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クリスマスあたりにいった落語会 #1

12月23日。この日は相撲の稽古総見に出かけていったのだった。

送信者 両国国技館周辺相撲風景

面白かったなあ、稽古総見。これからは毎回出かけるぞ。たぶん本場所を見るより楽しめると思うんだよな。本場所を見に行ったことがないから、行けばまた意見が変わるかもしれないけれど^^。

で、その稽古総見が終わったあと、ぼくたちは巣鴨に移動した。「スタジオフォー」ってところでの「年忘れ大やみ鍋祭り」ってのに参加するため。

前半戦・後半戦にわかれていて、前半は笑福亭瓶二、三遊亭王楽、立川志の春、三遊亭きつつき、桂三四郎柳家小太郎などが出演したらしい。

ぼくたちが見たのは後半。

前田一知は枝雀の息子。目がそっくりなんだよ。泣きそうになる。鈴々舎八ゑ馬の「転失気」は、「盃」ではなく「酒」であるとするバージョン。実はぼくの初転失気は彼の噺だった。他の人が「酒」であるとしないのにびっくりしてたりした。そういう話を八ゑ馬にしていたので、この話をやってくれたみたいだ。

月亭方正の「看板のピン」は、「仕掛けの面白さ」に注目するバージョン。普通の噺家のように、周辺部分での笑いを演出することなく、ただひたつらに「看板のピン」という「仕掛け」に向けて突っ走る。これは確かに迫力はある。

ちなみに開場は満員。かなり女性の客が多かった。女性客が多い場所が苦手なぼくではある。ただ隣の女性など、ぼくがちょっと身体を動かすたびに「何か迷惑をかけたのではなかろうか」と気遣ってくれる人で、すごく気持よく過ごさせてもらった。

それにしてもなんだ。ずいぶんと「変な」落語会にでかけるようになったものだ(笑)。