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突然ですがこちらに移転しました。

蕎麦屋での落語会は「初めての夏」。終演後の打ち上げも楽しかったな

土曜日には、お蕎麦屋で行われる落語会に参加してきた。

落語を聞き始めた当初、普通の寄席(鈴本、池袋、末広、浅草、そして国立演芸場)以外の場所で行われる落語会を見に行くのには抵抗があった。

小規模なイベントだとやはりいろいろな不備があって、参加者が不安を感じることも多いんだよね。通いなれればそういう不安も感じなくなるんだろうけれど、まだまだぼくごときではドキドキすることが多い。

まあ今回は思わぬ出来事も経験値の範囲内に収まるところで、落語会を楽しんでくることができた。

noodle house japan

イベントタイトルは「三人吉三」。2回目なのだそうで、出演者および演目は次の通り。

新作には相変わらず耳が慣れていない。でも連れが先日の国立で百栄の「マザコン調べ」を聞いて「楽しかったよ!」を連呼。興味を持ちつつ話を聞いて楽しんできた。「ほうぼうでもってこう、むらむら~っとした」(笑)<いつもこのクスグリが入るのかわかんないけどね。「看板のピン」風のエピソードもあって面白かったな。

馬石は「またしても」の(笑)「笠碁」だけれども、確かに進化していく様子は面白かったりする。落語としての完成度はともかく(そこを云々するほどプロじゃない^^)、毎回毎回の工夫の後がわかりやすく話に反映している様子が面白い。

そしてトリは「船徳」。考えてみればぼくはあまり生で「船徳」を聴いていない。それはそうか。落語を聞き始めたのは昨年3月くらい。そして夏は忙しい日々が続く中体調を壊して入院。まだ「落語の夏」をあまり経験していないんだ。

今年はなんとか落語にもでかけられそうで、「初めての夏」を体験できそう。

終演後はそのまま蕎麦屋で打ち上げ。会場に残ったのは春風亭百栄+古今亭菊志ん(馬石は次の席があった様子)。お二人ともにいろいろな話を聞かせていただけてすごく楽しいときを過ごした。

菊志ん師匠とは、師匠のやっていない「馬のす」を「想像落語」で大笑いしながら。百栄師匠とは「マッケンロー」の話から続いて「バン・パタン」や「バッドボーイズ」の話。

外に出ると久しぶりの大嵐。

hard rain in tokyo

嵐の中、「さらにその後」もあって、楽しい夜を過ごしたのではありました。