実はiPadが発表されてすぐのときに「買う?」と尋ねられて、そのときは「ぼくの余命と製品の進化予測の時間関係もあるかな」なんてわけのわからない返答をした。
こういう製品だから当然製品はアップデートされる。初期版を買ってあとでつまらない思いをすることも十分考えられるし。
たとえば以前、Macユーザだった頃。うちにはPlus、IIfx、Power Book 100、140、170、Duo 230、Duo 280cなどがあった(Quadraシリーズなんかが出てからのは略)。もうこんな風にシリーズを追いかける体力も時間もないことだし、「失敗」をする余裕もそんなにはない。
購入は微妙かもというのが当初の結論だった(はず)。
でも結局予約販売開始日に予約完了。「なんでだよ」とまた問われた。
う~ん。理由を列挙してみる。「なんじゃそれ」とか「それはちゃうやろ」なんてのもあるかもしれないけど、まああくまでも自分の中での心の動き。
- なぜか日本での発売は3Gモデルのみと思い込んでいたけれどWiFi版があった
3Gモデルだと全方位的な取り組みが必要だけど、WiFi版なら「単なるガジェット」として購入できる - Android携帯(まだ現在のSH-04Aのしばりがある中で対抗馬だった)の国内版発展にもう少し時間がかかりそうなこと
- ベッドサイド端末がないことにはこれまでも不自由を感じていた(AsusのミニPCはあるんだけど)
- ePubのみならず青空文庫の読書環境も想定していたよりも整っているらしいこと
- 思ったより安かったこと
- ギターを買ってしまって、コンピュータに金を使ってないなと考えたこと(1ヶ月ちょっと前にWindows 7機を買っているのは忘れてた。今思い出しちゃったよ)
- 他社からも類似デバイスが出てくるという噂が聞こえている中、方向性がそちらにあるなら、その中で最も人気を集めている製品を使ってみようと思ったこと
さらにはTechCrunchでAppleの馬鹿(意訳)と言ったり、「アップル製品だったらなんでもいいってやつもいるよね」なんて言ってるArringtonが手放しで褒めてることも多少影響したかな。
ちょっと重たい風邪を引いてしまっていて(予約日の5/10は風邪でふらふらだった)、製品のアップデート予測と自分の残りの人生時間のバランスに思いをいたしたのも関係あるかも。
なんだか「知らなかったのかよ」とか「そんな理由ありかよ」みたいな感じだけど、まあタイミングがあったんでしょうね。
青空文庫やProject Gutenbergをベッドサイドで読めるだけでも嬉しいだろうなと、他の用途については今のところまったく調べたりお勉強したりしていません^^。
ま、あとはこのYouTube^^? それは冗談。知ったのは購入した後だった。