8月6日、池袋演芸場に(すごく久しぶりに!)行ってきた
このクールの池袋演芸場昼席トリは柳家小三治。ただ、小三治が出ると大混雑になるんだよな。
大混雑を味わいたい気分ではないので、とりあえず小三治が代演になる日を狙っていってみた次第。
ま、狙ってというか、サンシャイン水族館でデート(笑)したあとに「寄った」という感じなんだけどね。
昼は柳亭市馬から。そして夜は春風亭一朝まで。
ここから夜の部。
- 三遊亭ございます 「手紙無筆」
- 古今亭志ん吉 「子ほめ」
- 古今亭菊志ん 「持参金」
- 古今亭菊春 「替り目」
- 古今亭志ん輔 「強情灸」
- 春風亭一朝 「芝居の喧嘩」
なんかすごいメンバー揃いって感じがするかな。
久しぶりの寄席で一番感じたのはやっぱり「古今亭志ん輔のすごさ」。まあ志ん朝から落語に入ったぼく(CDやDVDだけど)。志ん輔が趣味だということもあるんだろうな。ただ、毎度、彼の「客席を巻き込むパワー」にはびっくりする。
嘘をついてでも客を罵倒する林家時蔵って噺家(しつこくてごめん。自分の中ですごくショックだったみたいで。失った時間についてはすごく悔しく思ってる)のおかげで寄席から遠ざかっていたんだけど、やっぱり寄席っていいなあ。
知らない人(噺家)と出会えるし、他の噺家の流れの中で勝負を挑む噺家の様子も面白い。あと「おめーはいいんだよ」(?)なんて感じてる客を巻き込むパワーを感じられることもしばしば。女の子だったら「きゅんとする」と表現したくなるところだ(笑)。
ま、ともかく。久々の寄席。オハライ^^は済んだということで、またでかけようと思います。
NHK新落語名人選 古今亭志ん輔
posted with amazlet at 12.08.08