ぼくは30代の頃から、昔の経験をそのまま夢にみることが多くなった。52歳になった今、比率でいうと6割が昔の記憶そのままで、4割がフィクションという感じかな。あるいはフィクションの割合がもっと低いかもしれない。
そんなことを人に話すと、その人は「夢はフィクションしかみない」と言っていた。
さてさて。一般的に、夢は「フィクション」しかみないものなのか、それとも「記憶」に基づくものをみるものなのか。
ぼくはぼくのことしか知らないから、夢とは「記憶」をたどるのが普通だと思っている。しかし、フィクションしかみないといった相手は「記憶を夢にみるなんて考えられない」という。
一般的にはどうなのだろう? ちなみにぼくは男で、この話をした相手は女性だ。男の方が過去にとらわれるとか、そういう話がオチなんだろうか。
男にとってモトカノは「思い出」で、女にとってモトカレは「記憶」であるというような言葉もあるみたいだしな(^^)。