なぜ大日本帝国は戦い続けたのか?
高1のとき、ホームステイでカリフォルニアにいった。ホストファミリーのおやじが結構アレで、「なぜ日本は米国と戦ったんだ!」なんてことを言ってた。当時英検2級のぼくだったけど、必死に意見を戦わせたな(笑)。
ところで。日本はなぜ「最後」まで戦ったのか。バカだからなのか。精神論至上主義だったからなのか。いろんな人がそういうことを言うけど、そうじゃない意見もあるね。
どれだけの被害が出ようと、降伏してしまえば莫大な賠償金という地獄が待ち受けている以上、各国は国力の最後の一滴まで傾けて戦う他ない状況に追い込まれたのだ。
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2020年4月22日
via 『炭素文明論』(佐藤健太郎)https://t.co/3e6xOUdfyE
ぼくはこの意見に賛成だなあ。戦争に負ければすべてを失うってのは、第一次大戦後のドイツをみればわかる。これが修正されるのはケインズ時代になってからだ。
「なぜあんなに犠牲が大きくなっても戦ったんだ!?」とか「竹槍精神かよ、ボケ」とかいろいろ言われるけれども、結局「戦争ってのはそういうもの」だったんだろうなあ。
「バカだから負け戦を最後まで戦った」みたいに思い込んでいる人もいるけれど、時代時代でエライ(笑)人はいろいろ考えていたんだよ。