我が家では、昔から「スパム」を食していた。ぼくの故郷である奄美大島では米軍関連品（？）が多く流通していて、その流れで「スパム」も大量に流通しているのだ。
今は奄美に戻っている母からスパムが送られてきたので、さっそく食して「スパム、ありがとう！」と母にLINEした。
すると母曰く「スパムってなに？」。
これはけっこうびびった。ぼくももうすぐ還暦だし、そんなやろうの母だけに「あっ、ついにボケがきたか？！」と思ったわけだ。
でも違うんだな。実はスパム、奄美（のすくなくともぼくの親戚の間）では「沖縄のハム」と呼ばれているのだった。ぼくが「沖縄のハムは本当はスパムと言うのだ」と知ったのも社会人になってからだった（笑）。母はぼくよりもはるかに奄美大島文化に根ざした人なので、スパムはあくまでも「沖縄のハム」。他の呼び方で呼ばれても認識できないのだ（＾＾）。
かーちゃん。「ぼけたかっ？！」とか言ってごめんなさい。かーちゃんが正しかったです。
ところでぼく。昔からスパム（沖縄のハム）の缶を開けるのが大好きだった（＾＾）。
