末広亭深夜寄席(四派で深夜) 2011/5/4
行こうかどうしようか悩んでた。雨を見て「これなら新宿も空いているんじゃないか」なんて。ついては新宿でお好み焼きを食ってから深夜寄席を見ようと決意。
が。新宿についてみると混んでたなあ。おまけに目当てにしてたお好み焼き屋がなくなってた。それならばと第二目的地と設定していたトンカツ屋(とんかつ三太)。こちらで塩でヒレカツを食って末広亭。
立川流を見るのはたぶん初めてだ。「たぶん」というのは2002年頃に何度か落語に足を運んだものの、当時は誰を見たのかどんな話を聴いたのかも全くわかっていなかったため。深夜寄席も当時以来。ちなみに立川談志は何本もDVDを観て本も読んだもののよくわからず。
ついたのが40分ほど前だったかな。誰も並んじゃいないので近くの立ち飲み屋で酒を飲んで時間つぶし。
ちょっと飲んでいるうちに15人ほど並んでいたかな。行列に参加してすぐに開場。
- 三遊亭楽大 「短命」
- 立川志の八 「ぞろぞろ」
- 昔昔亭A太郎 「ウサギとカメとアリとキリギリス」
- 柳家喬之進 「仏馬」
ちなみに新作は全く知らなかったけれど、こちらのツイートからタイトルを頂き。尚、タイトルのみならず、サゲもよくわかんなかった…
ともかく。
「ぞろぞろ」が面白かったな(まくらは…)。これまで聴いたのは柳家右太楼と蜃気楼龍玉で聴いたことがある。CDで持っているのは八代目・林家正蔵。生で聴いた中では一番反応しちゃったかな。最初の立川流が面白かったってのは幸先が良いじゃないか。ちなみに出囃子は古今亭志ん生の出囃子で驚いた。本人もこの出囃子を使ったことに言い訳していた。
サゲ近く。泥棒が槍を避けるのは良いけれど、そこまでで良かったんじゃないのかなあ。「血がだくだく」で終わらないのはちょっとくどくかんじてしまった。
ところで三遊亭楽大の話に出てきた「上目遣い」。言葉の意味を間違えていたように思うな。見上げるようにするのが上目遣いで、見下ろすようにするのは違うぞ。