冬になると、毎週末徹夜でプレイガイドに並んだ。2週間後のチケットを買って、そしてその足で、その日の試合を見に行った。
徹夜が必要だったのは、早慶戦、早明戦、大学選手権準決勝、決勝、そして日本選手権なんかかな。良い席で見たかった社会人大会準決勝・決勝なども徹夜で並んだ。
たまに間違えて宝塚のチケットに並んでしまい、1桁整理番号を入手したものの、いらないからそこらにいた人にあげたらむちゃくちゃ感謝されたな^^…
そんなぼくは、「ジャパン」の、スーパーラグビー参戦に興奮しまくった。ワールドカップ「なんか」より、よっぽどすごいことだと思った。
でも、ふたをあければ「スーパーラグビー」に参戦したのは、単なる「寄せ集め」チーム。漢字の名前を持つ選手が一人しかいないようなチームに「日本からの参戦チーム」という意識は持てなかったな。チームへの「うおーん」とかいう掛け声も「負け犬の遠吠え」風で悲しい限りだったし(誰が発案したんだ?)。
その頃から、「あれ、ラグビーが面白くないぞ?」と思いはじめた。でも頑張って(笑)、ラグビーを見続けた。
でも「リーグワン」ってのが始まった今年に思った。やっぱりラグビーはつまらなくなった。
人の寄せ集め具合もつまらない。キャリアーが足をかいているうちに「タックラーノットリリース」を取るのが「普通」のルールもつまらない。取れないボールを、邪魔するだけでゲットできる「ジャッカル」もくだらない。相手ミスを期待するだけのあまたのサインプレイもくだらない。スタンドを強引に盛り上げないのが大きな魅力だったのに、今ではスタジアムでくだらない盛り上げ実況をやることも多いし。選手交代無制限みたいなルールも残念に感じる。
ぼくがラグビーを見始めた頃。選手交代はけが人に限り2名まで、というルールだった。怪我をしないと交代できなかった。その少し前は、怪我をしても交代できず、人数を減らしてプレイする必要があった。
— maeda, h (@torisan3500) 2022年4月23日
今日の試合録画を早送りしながら気付いた。ぼくはたぶんラグビーが嫌いだ(笑)。
大好きだったものを「嫌い」になるのは悲しい。でもそういえば。ぼくは「サーブ権」のないバレーボールも好きじゃないし、テニスの「タイブレーク」も好きじゃない。ボルグとコナーズに興奮しつつ、伊達公子テあたりからテニスもみなくなったしな。
心静かな余生に向けて、ちゃくちゃくと歩みを進めているんだろう^^。