「四技能」なんていらないってさ。
高校までのレベルの数学とかね。化学とか生物とか物理とか。あるいは漢文とか古文とか。誰かその「実用性」を信じているんだろうか。
ぼくは「実用性」のために学ぶんじゃないと思っている。いずれも、たとえば「思考のフレームワーク」みたいなものを学ぶために学習しているんじゃないのか。
それなのになんで英語だけ「あんなに学んで喋れない」とか、実用性を問題にするんだろう?
しゃべる英語が必要なら、ラジオ講座を3つ4つ、全部暗記すればいいじゃん(ぼくはそうして喋れるようになった)。中学とか高校なんかで学んだことが「実用」になるのは、せいぜい「家庭科」くらいのもんでしょうに。
誰か、そういう側面から「四技能とか馬鹿みたい」と言わないかなあと思ってたら、権威筋(?)が言ってくれたよ。
英語4技能について、全国高等学校長協会会長は「4技能を測る必要がある大学が、主体的に責任をもって実施すればいい」との考えを示した。 #英語 via 日経電子版
— maeda hiroaki (@torisan3500) February 13, 2020
共通テスト記述式、否定的意見相次ぐ 文科省検討会議:日本経済新聞https://t.co/71sUpk0ykm
「四技能」とか、「一般に必要ない」能力を測りたければ、測りたいやつが勝手にやれってさ。
ぼくはその考えに大賛成だ。
高校までに、学びのフレームワークを学習し、そして大学で学びを実践していく。そんなプロセスに「日常会話」レベルの英会話なんて全く必要ない。「四技能」派の人は、何を勘違いして必死になってるんだろうな?
趣味で英検1級をとったぼくは、ずっとそこんところを疑問に思ってる。