「総合人類学としてのヒト学」
放送大学の『総合人類学としてのヒト学』を読んだ。「kcal」と「cal」の混同とか、つまらなく、かつ細かいミスのある本ではあるんだけど、とても面白かった。
kcalなんだから違うよね?
— maeda, h (@torisan3500) 2023年2月23日
> 茶碗一杯分のご飯のカロリーは250キロカロリーである。このご飯は、250グラムの水の温度を1度上昇させることができるエネルギーをもってる。
via 『総合人類学としてのヒト学』 #放送大学https://t.co/DmtbuTGum7
興味深いことに、栽培化された植物が備える人間にとって都合のよい特徴は、ほとんどの場合、植物の生存にとっては不都合な特徴である。
アマゾンで、焼畑とブルドーザで作った畑を比較したところ、陸稲、キャッサバ、大豆のいずれでも、焼畑のほうが生産性が高かった。
ヨーロッパは500年ほどをかけて近代化を達成した。しかしヨーロッパ以外の地域では18世紀ないし19世紀にヨーロッパ近代に遭遇し、急速な需要と消化を強いられた。
なんて話など。大学1年生の頃に、はじめて「文化人類学」を知ったときと同じような興奮を覚えた。