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放送大学は廃人化の道

放送大学の本科生(単位を取得して、「大卒」を目指せるコース)になった。アクセスできるようになったのは10月3日。それから1週間弱が経過した。

放送大学は学生になると、開講講座のすべてにインターネット経由でアクセスすることができるラジオ講座の音声を聞くことができるのはもちろん、TV番組の動画も配信されている。


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好きな講座を好きな時間に、どこにいても受講できるのはむちゃ楽しい!

むちゃ楽しいんだけど、もちろん問題もある。有限な(とくに年老いたぼくにはとっても有限な^^)時間をどこまで割いて良いのか問題だ。

朝、起きるとまだ目がうまく開かない(歳を取るとそうなるのだ)。そんなときは目を瞑ったまま放送大学の講座を聴講する。また、起きてしばらくは、あまり積極的に動けない(これは若い頃からそうだ)。そんなときにも放送大学を聴講する。洗濯している30分間も、つい放送大学を聴講する(放送大学講座は「早送り」することができ、そうすると1講座30分強になる)。

そんな生活を送る一週間。とてもハッピーなんだけど、読書時間や新聞、テレビニュースを見る時間が取れない。ちょっとの時間(たとえば歯磨き?)でも放送大学を聞きたくなってしまう。

さらに、面白い講座が多くて、ついテキストを買い求めたくなる(放送大学のテキストは、だいたい3000円から4000円くらいだ)。10講座のテキストを求めれば、4万円ほどになる。野菜が高くて変えない今、そんなところに金を使いまくるべきではないよなあ…

さらに講義をBGM的に聞き流すうちは良いんだけど、でもそのうちに、ついノートをとりたくもなる。

ノートを取りたくなると、「料理しながら」というわけにもいかず、他の生活行動を捨てて講義に集中することになる。

思い出せば、(リアル)学生時代もそんな感じだった。彼女と一緒に他学部の授業に潜った。教授に頼んでゼミに参加させてもらった。ゼミで発表させてもらったりもした。他大学の教授に紹介してもらって、遠隔潜りをしたりもした。

結局ぼくは、そうした生活の幸せに溺れて、廃人生活を送ったのだったなあ…。

もうどうせ新たな人生もないわけで、このまま溺れ暮らしても良いのかもしれないね。でもあれだよ。「リスキリング」なんて言葉を安易に使ってると、ぼくのように廃人化計画に邁進するバカが溢れ出るかもしれないよね。


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